石窯WSレポート

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44回目の石窯ワークショップです。

石窯パンのワークショップと言えば、
いつも雨知らずの晴れの日開催がずっと続いていたのですが、
今回は珍しく、(大)雨→曇り→晴れ→小雨→雪...と、
風も吹き荒れた大荒れな一日。
雨が降るワークショップは本当に久しぶりな感覚です。


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今回のプログラムは、

①前日仕込み生地
  全粒粉とライサワー種とキャラウェイ入り。
  石窯、クグロフ型、タミさんの鉄鍋で焼成。
②当日仕込み生地(短時間製法)
  バイタルグルテンの添加。やや捏ねる。一部生地をピザに使用。
③当日仕込み生地(4時間発酵)
  グルテン添加無し。捏ねない。
④みんなで挽いた石臼挽き全粒粉クラッカー
⑤石窯で燻製料理作り(実験)
  お豆腐、グルテンミート2種、たくあん、パン、切り干しなど。

という内容でした。

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改めて感じたのですが、
石窯パン、美味しいです...ね。
毎回進化しているような気がするの、気のせいでしょうか。
やっぱりスチームは大切。この頃は石窯に限らず、「水(蒸気)」の力って、
何か特別のような気がします。

そして近くの川で摘んできたクレソン、
このフレッシュさ、春~夏の楽しみ、焼きたてのピザの余熱で火を通した加減が、
とても美味しいです。

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それからこの木の削りカス。
これは、MILLETの裏庭へと続く道にかつて並木になって桜の花を咲かせていた、
桜の木から採れたもの。訳あって切られてしまったこの木。
チップをつくってみたので、これで燻製にしてみようと思いました。

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ちょっと温度が高いかな、と思いつつ、
おき火になったところへ桜のチップを振りかけ、
煙もくもくの状態で素材を石窯に入れます。

まったく実験でしたが、なんと、このグルテンミートはとても合います!
たくあんはちょっと...不思議な風味になりました。
パンの燻製も美味しい。
「ビールが欲しくなる・・・」という声も聞こえます。


石窯の残り火で燻製。
これ、なかなか楽しめそうです。

次回別の素材でやってみたいと思います。
どうぞお楽しみに!